八甲田山消された真実読了

映画や小説の八甲田山の話実際とは違うところがある、というのは、青森の八甲田山雪中行軍遭難資料館いったときにも書いてあったので知ってはいましたが、確かめたくて購入。

福島大尉(映画で高倉健)が実際は自分の出世のため案内人を奴隷のように扱ったことや、有名な「天は我々を見放した」の言葉が士気を下げる原因になったことなど、生還した方のインタビューから丁寧に検証していく内容で、これを読んたあとにまた八甲田山の映画を見直したくなる本でした。

それから、歩兵第31連隊を企業研修などで使うのには真逆の内容になってしまうので怖いな、と。

あと、このタイミングで読むと、歩兵第5連隊のやることなすこと裏目に出るところとか、ロシアにみえてきて仕方ないです。

この記事を書いた人